前回記事↓では『家庭用ミシンとロックミシンの簡単な糸の通し方』についてご紹介しましたが、
今回は、ロックミシンに関する豆知識や裏技をご紹介していきたいと思います。
ロックミシンは通常90番のロック糸を使用しますが、60番の普通ミシン糸を使用する事も出来ます。
もし60番の普通ミシン糸に交換する場合は、結んでから、針の上辺りに結び目が見えてくるまでロックミシンを踏みます。
この場合、90番より糸が太い為、結び目が大きくなり、針穴を通過する事は出来ませんので、
針近くまで結び目が見えて来たら一旦停止し、針穴近くで糸をカットして引っ張り、針穴に通してから再び踏む…と完了ということになります。
(もし、針穴まで結び目が来てしまっても穴には通らず、糸が切れたりするかと思いますが、針が曲がってしまうような事は無かったので大丈夫です←何度も経験済みです(^^;)
もちろん、中央と右側の糸も60番の普通ミシン糸を使用することが可能ですが、
(こちらは結んで引っ張る、もしくは結んでロックミシンを踏むだけで交換可能です)
ただし、かがり部分が糸の太さで厚く、ゴツくなる為、特に薄地布のロックをする際にはオススメしません。
続きまして、ロックミシン糸について、知っておいた方が便利な豆知識があります。
それは『どの糸が一番早く終わるか?』という事です。
説明すると、
一番右側の糸掛け部分が一番糸を使いますので、一番早く無くなります。
二番目は中央の糸、三番目が左側の糸となります。
これを覚えておくと何が便利なのかと言うと…
『あ〜(´Д` )ロックの糸が一本だけ少なくなって足りないかも…
こんな雨の日に手芸屋さんに行きたくないな…隣の家が手芸屋さんだったら良いのに…』
という時にはこの糸を同士を↓
こうすると↓少し長持ちします。
今日買いに行かなくても間に合うかもしれません(´∀`)
逆に、『あ〜(´Д` )左側の糸が少なくなっちゃった…替えのロックミシン糸はあるけど、針穴通すのが、ちょっと気を使うのよね…』
そんな時には、
最初から糸をこのようにセットしておけば↓、途中の糸交換の面倒が減ります。
(中央、右側の糸はしっかり結ぶだけで途中でも簡単に交換可能なので、気を遣うことが減ります)
ご参考までに(*´꒳`*)
次回は『ロックミシンの豆知識と裏技アレコレ②』です(°▽°)
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