布の表と裏の見分け方は?

ソーイングをする方から割とよく聞かれるのが『布の表ってどっち?』問題(◉Θ◉)です。

一般的に言われるのは、

織り柄やプリント柄がハッキリしてる面

光沢があったり、綺麗に見える面表面です。

でも、きっと皆さんが聞きたいのは、両面の見た目がほぼ一緒っていう時ですよね。

その場合の見分け方は、

•布のミミ(端)部分にポツポツと空いている穴が尖って(出て)いる方が表面

更に補足として

•生地に斜めに織り柄が入った綾織の布地の場合は、(あやおりと読みます。キャバジンやデニムも綾織のものがあります。)

↑これは『ノの字は表、ミの字は裏』という謎の呪文で覚えてください( ̄▽ ̄)

斜めの織り模様が、カタカナのノの字のように、右上から左下に通っている方が表面という事ですね。

(※こちらは一般的に言われていることではありますが、逆である布地も結構見かけます。知識としてご参考までに)

ただ、布端の穴が見づらかったり、穴が無かったり、呪文も忘れちゃったりする事もあるわけです…(′д` )

では、そんな時はどうしたら良いかと言いますと、

『あなたが表にしたい方、そう、それが表です!』

そうです。あなたがルールです!

例えばその面が、明らかに見た目が裏面であったとしても、

『このくすんだ感じの方が好み❤️』とあなたが感じたら、そちらを表面にしたら良いのです。

昔の私も含め、ソーイング、ハンドメイド初心者さんにありがちなのが、真面目に教科書通りに正しくやらなきゃ上手く出来ないと、考えてしまう事。

そういう真面目さも素敵ですが、自由な発想で楽しむのがハンドメイドの良さだと思います。

例えば、海外の素敵な柄のカーテン布でバックを作っても良いし、夏のスカート裏地やニットの裏地を使ってブラウスを作っても良いわけです。

型にとらわれなくなると、どんどんハンドメイドの幅が広がりますよね(❁´◡`❁)

(↓海外輸入カーテン生地のバッグとポーチ)

さて、ここでもう一つポイントを♪(´▽`)

布の表裏を決めて裁断をしたら、

パーツごとに小さめにカットしたマスキングテープか、はがれにくいシールを貼りましょう。

例として、

衿やポケット、袖など、全てのパーツの裏に貼って、その面がだという印を付けておきます。

特に無地の布だと縫っている内に、表か裏かでまた悩む事になってしまいますので…

(私は印のシールをに貼る派ですので、『に貼る』と書いていますが、ご自分の決めた方に統一して貼ってください)

普通のツルツルしたようなはがれやすいシールだと、縫っている間に剥がれてしまいやすいので、マスキングテープ等、布に貼っても剥がれにくいテープがおすすめです。

マスキングテープなら迷いやすいパーツの(似た形の前後身頃やポケットなど)名前を書いておく事も出来るので、迷う事が無く、作業の効率も上がりますよ(´▽`)

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