前回の『お持ちのミシン、使いこなせてますか?③』↓に引き続き。
もう一つ、家庭用ミシンによく付属されている『かがり縫い』という押さえがあります。
『かがり縫い』とは、かがり縫い押さえをセットし、かがり縫いモードに変えれば、
ロックミシンが無くても、布の端がほつれないようにする処理が出来るという優れものです(●ˇ∀ˇ●)
今回は、このかがり縫い押さえと、
針落ち(針が刺さる所)を左にずらすモード2(主にファスナー押さえで使用するモード)を組み合わせて使うと…
なんと、5㎜のステッチを綺麗に縫っていくのに便利なんです(´▽`)
しかも、かがり縫い押さえ自体に布端ガイド(布端がずれにくくなるように付いているツメのようなもの)が付いているので、これに布端を合わせていけば、プロのような一定のステッチが縫えます。
5〜6㎜幅のステッチというのは作品作りに結構頻繁に使います。
カフスや、前立て、衿、ヨーク、袖ぐりなどなど…バックやポーチのステッチなんかにも。
縫製業界でも、本当によく使うステッチの一つです。
(縫製工場などの現場では『5㎜の段押さえ』というような、簡単に一定の幅のステッチが出来る、幅のステッチ用の押さえが用意されていることが多いです)
家庭用ミシンでも、別売りでステッチ用押さえがあるかもしれませんが、
このワザを知っていれば、わざわざ買わなくても代用出来て、かなり便利ですので、
ご自分のミシンで出来るかどうかを、ぜひ確認してみる事をオススメします(❁´◡`❁)
(※お使いのミシンにより、ステッチ幅は違う可能性があります)
(ご注意:この使用方法で縫う前に、一度手回し(プーリー)で針をゆっくり下ろして、押さえ金具に当たらないかご確認下さい。
この時点で、押さえ金具に針が当たってしまうなどの不具合があれば、残念ですがこの縫い方は出来ません。
確認をせずに、いきなり縫い始めると針折れやミシンの故障に繋がる事がありますので、くれぐれもお気を付け下さい)
コメント