さて前回記事↓の『縫い出しグチャッと問題①』では、ハギレを使った対策をご紹介しましたが、
今回、その応用編としてご紹介したいのが『次に縫えるものを続けて縫ってゆく』という方法です。
例えば、筒袖のブラウスを縫っているとしたら、
『ハギレを縫って、糸を切らずに→右袖の袖下を縫ったら、糸を切らずに→左袖の袖下を縫い、
糸を切らずに、更に左胸ポケットのステッチも続けて縫う』
と、いうようにハギレの代わりに、次に縫えるものを連続して縫っていけば、
綺麗な縫い目で、作業効率も良く、糸の無駄も少ないという一石三鳥ってわけですね(*´∀`*)
ちなみに、既にやってらっしやる方のコメントも頂きました(´∀`)素晴らしいです。
縫製会社でも、このやり方は日常的に使われていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね(*´∀`*)
『ウチのミシン穴、他のミシンより大きいのかしら?なんだか上手く出来ないわ(´Д` )』
という方がもし、いらっしゃれば、
まず布の薄さに対して針が太過ぎていないか確認して頂いた上で、こちらの方法もオススメです。
(※太過ぎる針は布を貫通しづらく、布を押し込んでしまいますので)
ご用意頂くのは、100円ショップの『習字紙』(これはダイソー購入品)
それを小さめにカットして(写真では5 cm角位)、裂けやすい方を縦地になるように、
(※習字紙にも裂けやすい方向があります。この紙は横方向が裂け易かったです)
ちょっと指感触がざらざらする方を上(ツルツル面を下)になるようにして、
これを、ミシンの押さえの下に置き、その上に布をセットして、一緒に縫います。
(返し針もそのまま行います)
縫い終わったら、ミシンの縫い目に沿って、『ゆっくり優しく』縦方向に破ります。
(雑に破ろうとすると、ミシンの縫い目に余計な力がかかり、縫い目がつったり、紙の切れ端が残りやすくなります)
残った紙を横方向に引っ張ります。
ほら綺麗に取れました!(*´∀`*)
この方法だと、柔らかいニットでも、簡単にスムーズに縫い出す事が出来ます。
そして縫い目も綺麗です。
ちなみに、破れにくい和紙や、上質なお習字の紙は使ってはいけません。
あくまでも、薄くて破れ易い、リーズナブルな習字紙がオススメです。
ぜひ試してみてくださいね(*´∀`*)
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