さて、前回記事↓では『まち針を使わずに縫う方法で、縫いずれが5㎜位だった場合』の合わせ方についてご紹介しました。
まち針を使わずに縫う方法 直線編③ 縫いズレ・レベル2の場合の縫い方
さて前回記事↓では『まち針を使わずに縫う方法で、縫いズレが2㎜位だった場合』の合わせ方についてご紹介しました。続きまして今回は、以前の縫いズレ度チェックで『5㎜位』ずれたけど、頑張ったら何とか合いそう!という方に向けた、合わせる為の手の動き...
さて、今回は以前の縫いズレ度チェック↓で『8㎜位』ずれたけど…どうしよう(´Д` )という方に向けた、合わせる為の手の動きを説明していきます。
まち針を使わずに縫う方法 直線編①〜縫う前の縫いズレ度チェック〜
前回記事では『既製服縫製業ではまち針をほぼ使わずに縫う』ということを、エピソードを交えてご紹介しましたが、この件でお問い合わせを頂いたこともあるので、今回から5回に渡ってご紹介していこうと思います。まずは、まち針を使わずに縫うとは、どんな感...
【縫いズレ度 レベル3】(8㎜位のズレ)
①縫い始めの布端を合わせて縫い始め、1cm程縫って一旦止まる。
中間の合印の5〜6cm下辺りで、親指、人差し指で『下布』を挟んでピンと張り、(オッケーポーズ)
『上布』を下布と右端を揃えて乗せ(引っ張らない!)、その上から中指で挟む。
(この時点で、合印が3〜5㎜程度はズレているはず)
②自分側に手のひらを見せる感じで、(写真位)手首をひねりながら、
下布を突っ張った状態(上布をたるませた状態)で縫い進める。
この時左手は、奥へと布を送る。
(送る動作は、速度に合わせる。早い速度なら早く送るという感じ)
③縫い終わりも、①と同じように布を指で挟み、②と同じように縫い終わりまで縫う。
縫い終わりで手首は自然にひねりを戻す。
お分かり頂けましたでしょうか?(°▽°)
今回の新しいワザは、下布だけを単独で引っ張るという感じになります。
(上布は引っ張らず、ただ乗せる感じです)
いよいよ、指芸みたいになってきましたね(゚∀゚)
さて、いよいよ次回はクライマックスのシリーズ最終回です。
『ずれ過ぎて合う気がしない…(´Д` )最終手段はこれだ!【縫いズレ・レベル MAX(最大)】編です(о´∀`о)
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