さて、前回記事↓では『まち針を使わずに縫う前の縫いズレ度チェック』というものをして頂きました。
こちらは①〜⑤に分けてまち針を使わずに縫う方法をご紹介していますが、
こちらをお読みになって、『こんなワザがあるの?(°▽°)やってみたい!!』
というワクワクチャレンジや、新しい学びに繋がったら良いなと思って書いています。
なので、『難しそう…(´Д` )左手右手もごちゃごちゃ…ハンドメイドってこんなに面倒なことさせるの?』と、ちょっとでも思ったら、読まずに飛ばして下さい(о´∀`о)
このシリーズが終わりましたら、また簡単に出来る裏技的アイデアなんかもご紹介していきますので、それまでお待ち頂ければと思います。
『これが出来なきゃ上手になれないの?(´Д` )』等と思い込んでしまうと、楽しいはずのハンドメイドが、窮屈で面倒な作業になってしまいます。
後になって、『もうちょっと沢山作りたい!早く縫ってみたい!』と思った時に、思い出してワクワクしながら読んで頂けたら嬉しいです(*´∀`*)
(※今回も写真の説明付きですが、手つきは技術者によっても異なります。参考にしつつ、ご自分でやりやすいように工夫してみて下さいね)
では早速、前回『あなたのミシン縫いズレ度チェック』をして頂いた時に、
縫いズレが『2㎜位』もうちょっとでピタリと合いそう!という、縫いずれが比較的大きく無かった方に向けた、合わせる為の手の動きを説明していきます。
【縫いズレ度 レベル1】(2㎜位のズレ)
①縫い始めの布端を合わせて縫い始め、1cm程縫って一旦止まる。
中間の合印同士をピッタリ合わせて(ずらさない)、
親指、人差し指、中指、(薬指は添える)のオッケーポーズで布を挟んで持つ。
②自分側に手のひらを見せる感じで、(写真ぐらい↓か、あるいはもっと)手首をひねりながら、
下布を突っ張った状態(上布をたるませた状態)で縫い進める。
この時左手は、奥へと布を送る。
(送る動作は、速度に合わせた方が良いです。早い速度なら早く送るという感じ)
③縫い終わりの布端もピッタリ(ずらさない)合わせて、同じように縫い終わりまで縫う。
縫い終わりの辺りで手首を自然に戻す。
『あれ?(。・ω・。)前回は、合印も縫い終わりも、ずらせって言ってなかった?』
と、思った方、記事をよく読んで頂きありがとうございます(*´∀`*)
そうなんです。
前回は総合的な観点で、まち針を使わずに縫うやり方の説明を『5㎜位ずれる想定』で書きましたが、
今回はそれよりもずれが少ない場合です。
あまり縫いずれないのに、合印を5㎜もずらして縫ったらどうなるか…
もしかすると、逆に下の布の方が長く、縫いずれるかもしれません。
そうなると、縫い終わりで無理矢理合わせたくなっちゃうものなんですよね(´ω`)
(昔の私もそうでした(´ω`)
下の布が長い場合は、上の布だけを引き気味にすれば、下布が奥に送り込まれて、簡単に端が合わせられます。
合わせられちゃうけど…↓結果こうなります(´Д` )
こういう状態を縫製用語では『いせ込まれる、いせ込む、いせる』などと言います。
主に曲線などで使われますが、直線では美しくない仕上がりになる場合もあります。
そんなわけで、縫いずれが多くない場合であれば、
右手首のひねりと左手の送り動作だけでも、縫い終わりをピタリと合わせる事が出来ると思います。
ぜひ参考になさって下さい(*´∀`*)
ただし、この動作だけだと合わないわ〜(´Д` )という方は次回の記事を参考にしてみて下さい。
次回は『縫いズレが『5㎜位』、頑張ったら合いそう!【縫いズレ・レベル2】編です(о´∀`о)
コメント