ロックミシンの豆知識と裏技アレコレ②

さて、前回記事↓『ロックミシンの豆知識と裏技アレコレ①』に引き続き、

ロックミシンの豆知識と裏技アレコレ①
前回記事↓では『家庭用ミシンとロックミシンの簡単な糸の通し方』についてご紹介しましたが、 今回は、ロックミシンに関する豆知識や裏技をご紹介していきたいと思います。 ロックミシンは通常90番のロック糸を使用しますが、60番の普通ミシン糸を使用...

今回はロックミシン糸について、知っていたら便利な豆知識の二つ目です。

それは『どの糸が、どの位置に見えるのか?』という事。

説明すると、

左側の糸は、直線縫いの部分を担当しています。↓

中央の糸は、表側のかがりを担当↓

右側の糸は、裏側のかがり部分を担当しています↓

これを知っていると、どんな場面で役立つかと言いますと、

『あ〜(´Д` )ロックの糸が一本だけ終わちゃった…

こんな時間に手芸屋さんは開いてないし。自宅が手芸屋さんだったら良いのに…』

という時に、

『右側の糸』を似たような色の糸に替えて、ロックを掛けます。

(※写真では分かり易く見えるよう、グレーの糸にしてありますが、

実際は、黒だったら→紺やチャコールグレーなど、似たような色を使用してください)

先程書いたように、右側の糸は裏面に出るので、縫い代を倒してアイロンをかけてしまえば、ほとんど見えません(о´∀`о)

さらに、頻繁に使わない色糸はロックミシン糸を買わずに、手持ちの普通ミシン糸で代用したい時もありますよね。

その場合、こんな感じに↓糸を配置して乗り切る事も可能です(о´∀`о)

さらに、もう一つ。

『あ〜(´Д` )ロックミシン失敗して外れちゃった…簡単にほどく方法は無いかな…』

という事もあるかもしれませんので、ロックミシンの解き方についてもご紹介しておきますね。

①ロックミシンの表を出す。(ロックをかけた上になっていた面が表)

直線縫い』の部分の縫い目を目打ちなどで引っ掛けて引っ張る。

③途中で切れても良いので、その糸だけを引っ張ってほどけば、その他の糸はホロホロと解けます。

※他のかがり部分の糸は引っ張らないようして下さい。糸が固く引き絞られ、逆に解きにくくなっちゃいます(´Д` )

ご参考までに(*´꒳`*)

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