前回記事では、100円ショップのアイロン定規を使って、オリジナルの『角丸アイロン定規』というものを作りました。

さて、今回は前回半分残った片側の定規を使って、【何かと便利な定規】を作っていきたいと思います。(ネーミングセンスのカケラも無くてすみません…)

用意して頂くものは、前回使わなかった方のアイロン定規、文房具ハサミ、ダイソーの丸シール。

では早速作っていきましょう。
①まず、写真のようにカットする。

②次に、写真のようにカットする。

③更に、写真のようにカットする。

④ダイソーの丸シールに(今回は見やすい黄色を使用)0.5 / 1 / 1.5 / 2 / 3 / 4と数字を記入して、
写真と同じ位置、同じ方向に貼ったら完成(´∀`)


まず、この定規の基本的な使い方の一つとして、【マチ、又は直角を描く】のに便利です。
このアイロン定規の元々の説明によると、『欠けた』部分を使ってマチを描くようですが、
個人的には↓ココを使って描くのがオススメです。

更にこの定規は、【小さなカーブや複雑な形の型紙の縫い代付け】にとても便利に使えます。
(定規の数字の位置関係を説明するとこんな感じです↓)


小さなカーブや複雑な部分を描く時に、長い定規だと、定規のメモリを数えるのが面倒だったり、目が疲れたり…
長いので小回りも効かなくて、逆に作業に時間が掛かってしまう事もありますよね(´Д` )

例えば、沢山のウエストタックに1cmの縫い代を付けたい場合、
まず定規のシールの【1】が自分から見て正位置になるように置いて、写真の様に縫い代を描いていきます。

例えば、ブラウスの後ろの開きなどによくある、小さな見返しパーツに0.5cmの縫い代を付けたい場合なら、
まず定規のシールの【0.5】が自分から見て正位置になるように置いて、写真の様に縫い代線を描いていきます。

例えば、カーブになった裾に4cmの縫い代を付けたい場合は、
まず、定規のシールの【4】が自分から見て正位置になるように置いて、カーブの部分のみ、写真の様に縫い代を描いていきます。
(ほぼ直線の部分は長い定規を使った方が効率が良いです)

この定規の利点は、
とにかく小回りが効く事と、透明で定規の下の線が見やすく、
欠けた部分からも定規の下の状態が把握しやすく、出来上がり線を見失うなんて事が無くなります。
長い定規と、小回りの効く【何かと便利な定規】を組み合わせて使えば、
『アナタはもう無敵です』( ̄(工) ̄)ぜひ作って使ってみてくださいね。
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