前回記事では教室に《ミシン糸棚》を配置しました↓
そして今回は『教室のインテリアのカラーコーディネイト』について、ご紹介する予定だったのですが、その前に、
皆さまの生活に今日から役立つ【カラーコーディネイトの基本のキ】について、分かりやすくお伝えしておこうと思います。
これをふまえた上で、次回の教室のインテリアカラーコーディネイトの記事をお読み頂けると、
インテリアに関わらず、洋服のコーディネイトやハンドメイドにも役立てて頂けると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね(´∀`)
早速ですが、私は大昔に『色彩コーディネーター2級』の資格を取りました。
が、大昔過ぎてほとんど覚えていないのが実情です(´Д` )
そんな私が、今でも覚えていて役に立っていると思うのが、今からお伝えする『基本のキ』であります。
一般的な感覚として、色に統一感があるとセンスが良くオシャレに見える傾向があります。
なので、まずそのベースになる部分を知っておくと、
あまり難しいことを考えずに基本的なカラーコーディネイトが出来るようになります。
【統一感があってセンス良く見えるカラーコーディネイトの基本は2つ】
1.ワンカラーコーディネイト
まずワンカラーコーディネイトとは、
例えば、ベージュのトップスにキャメルのスカートに茶色のブーツ、のように
同じ系統の色でまとめるコーディネイトのことです。
インテリアで言えば、水色のソファーに青いクッション、ネイビーの花瓶みたいな感じですね。
2.ワントーンコーディネイト
次にワントーンコーディネイトについてです。
トーンとは色の鮮やかさ(彩度)と、色の明るさ(明度)を組み合わせた、色の調子(色調)のことを言いますが、
分かりやすく写真で説明しますと↓
全体的にスモーキー(くすみ)なトーンで、隣り合う色が違っても統一感がある配色
全体的に明るく鮮やかなトーンで、隣り合う色が違っても統一感がある配色
つまり、同じような鮮やかさと、同じような明るさを持つ色同士の組み合わせなら、統一感があり、センスが良いコーディネイトが作れるということです。
逆に、こちらの写真は統一感が無い配色例です。(好みは別として)
全体的にはスモーキーな色合いなのに、
トーンが違う色(他と比べて鮮やかで明るい黄色)が混じっていて少し違和感がある印象
もちろんこれも間違いではなく、差し色として上手く使えると、アクセントになって全体を引き締めたり、コーディネイトに変化を持たせる効果もあります。
(全体が鮮やかなトーンの服コーデに、黒や焦茶の小物を入れて引き締める、など)
つまり、全体的に似たトーンの中に一色だけアクセントカラーを投入する、くらいにしておくと、
初心者さんでも上手なカラーコーディネイトが出来ます。
ちなみに、1.のワンカラーコーディネイトも簡単に統一感が出せる半面、シンプル過ぎる(地味に見える)こともあります。
そんな時もアクセントカラーを一色入れると、グッとオシャレな雰囲気になりますね。
例えば、1.で例にしたベージュ茶系コーデに、赤いバッグをアクセントカラーとして合わせた場合、
鮮やかな全くトーンの異なった赤はとてもインパクトがあり、華やかな印象になりますが、
逆に少し子供っぽさや、チープな印象を与える事もあります。
一方で少し暗めの、茶色の帽子と同じようなトーンの赤にした場合、
落ち着いた雰囲気で、アクセントカラーも含めて統一感があってオシャレな印象を与えます。
好みの問題や、相手に与えたい印象などによって違いはありますが、
全体とトーンを合わせたアクセントカラーを選んだ方が、より失敗の少ないカラーコーディネイトが出来ますよ。
ぜひ、参考にしてみて下さいね(о´∀`о)
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