ソーイング教室&アトリエづくり②《フィッティングルーム編》

さて前回記事では↓『ソーイング教室&アトリエ』に大きな作業テーブルを設置したのですが、

ソーイング教室&アトリエづくり①《作業テーブル編》
以前の記事で少し書いたのですが↓ 自宅のリビングスペースを『ソーイング教室&洋服のアトリエ』にしていくまでの様子を、 ハンドメイドの話題を交えつつ、お見せしていこうという企画の第一弾でございます。 さて、早速ですが自宅リビングスペースのビフ...

今回作ったのは、なんと『フィッティングルーム』でございます!(°▽°)

なかなか個人宅では見かけない、いわゆる試着室というものです。

こちらも、アトリエを作るのならば絶対に欲しいと前から思っていたものの一つ。

例えば今までならば、お客様のお洋服のリフォームをする際に、ご自宅に伺ってサイズを取らせて頂いたり、

どのようなデザインにするかというご相談や、仕上がったお品物のお渡しだけならば、カフェなどを利用していたのですが、

急に思いついたデザインの写真や、手持ちの布などをその場ですぐにお見せ出来ないなどの不都合がありました(´Д` )

また、私としては出来れば仕上がったものを着用して頂き、サイズチェックをしたいという気持ちがありましたが、

着替えが出来る場所がないので、「もし不備があれば後日お直しますね」というお客様にお任せするスタイルでした。

なのでいつも、レンタル•フィッティングルームがあればなぁと思っていました(笑)

また、このフィッティングルームはもちろんソーイング教室の生徒さんにも使って頂きたいと考えています。

お洋服を実際着て鏡でチェックしたり、着用写真を撮って(トルソーもあります)お友達やご家族に見てもらったり、ブログに載せることもできますね。

そういった満足感や達成感も、この先のソーイングをもっと楽しくしてくれるものだと思います。

そんなわけで、今回も父の力を借りつつ、カーブさせることの出来るカーテンレールを天井に取り付け(Amazonにて購入)

人生初挑戦のビッグサイズ、およそ縦2.5m×横4mのカーテンを制作しました!(°▽°)

ちなみにこれは、アパレルショップのフィッティングルームなどを参考に、

カーテン上部は、閉塞感を無くし内部を明るくするためのレースカーテンにしてあります。

このレースカーテン、実はダイソーの300円商品なのですが(2枚購入)、

当初タック部分をそのまま使用する予定だったので、レース生地を買うより楽かと思っていましたが、タックとタックの間の幅が広すぎたので、結局全てほどいて縫い直したのでした…。

更に、途中でカーテンの幅の計算を間違えていたのに気づき…目立たない部分で布を継ぎ足しております(´Д` )

皆さま、くれぐれもカーテンのタックおよび長さの計算は慎重に(笑)

そんなわけで、今回のハンドメイドに関わる話題は、フィッティングルームのカーテンのような

大きなものを制作する際の布選びのコツについて書きたいと思います。

布団カバーやカーテンなど、作るもののサイズが大きくなればなるほど、真っ直ぐに布を裁断するのは大変です。

また直線だけで作るカバー類ならば、じかに布に線を引いて裁断することもあるでしょう。

そんな時、直線のカットが一番簡単に出来る布地は、もちろん『チェック柄』です。

寸法を決めて、その位置の柄に沿ってカットしていけば良いわけですから、今回の私が作った位のビッグサイズでも綺麗にカットすることができるのでオススメです。

その次は『ストライプ柄、ボーダー柄』ですね。

縦横どちらか一方は綺麗な直線でカットすることが出来るので手間が半分で済みます。

『でも、どうしても花柄で作りたいのよぉ(;ω;)』という気持ちもよく分かります。

そんな時は出来るだけ【プリントに規則性のある花柄】を選ぶことをオススメします。

例えばこんな感じで↓規則的に並んだ花柄同士を線で結ぶことで直線に切れるということです。

(線を引かずに柄を意識しながら直線に切ることも、もちろん可能です)

もちろん花柄以外でも気に入った布があれば、その柄の配置の規則性を見つけることが、真っ直ぐにカットするポイントとなりますね。

(※ごくまれにミスプリントのズレなどもありますが、心配な場合は布の端から柄までの長さを数ヶ所測ってみて確認してみるのも良いです)

↓こんな感じの布も素敵ですが、ハッキリと規則性が確認しにくいものは、

裁断の途中で切る場所を間違えてしまったり、ポイントの柄を探す手間がかかってしまうので、

この方法はあまりオススメできません。

こういった布は、お洋服などに使う方が良いかもしれませんね。

よろしければご参考までに( ´∀`)

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