高い家庭用ミシンと安い家庭用ミシン、何が違う?

前回記事では『私の個人的なオススメミシン』について書きましたが↓

工業用ミシンと職業用ミシンと家庭用ミシン、どれを買う?
以前縫製会社に勤めていた際、ハンドメイド経験豊富な内職希望の方が工業用ミシン研修(練習)にいらっしゃいました。最初は大きなモーター音や速いスピード感におっかなびっくりしておりましたが、帰宅する頃には『実は昔から工業用ミシンに憧れてたんです!...

今回は『家庭用ミシンの高い安いって、結局なにが違うの?(‘ω’)』

と言う事を私なりの見解と経験を元に書いていきたいと思います。

皆さんが『高いミシン』と聞いてイメージするのは、やっぱり縫う事に関する機能面だと思います。

例えば、

高度な刺繍ステッチも出来るとか、

ボタンホールが6種類もあるとか、

アタッチメント(付属品)沢山あるとか、

スマホと連動出来るとか…(°▽°)

(刺繍ミシンなどではスマホやパソコンと繋いで、オリジナル刺繍も出来たりするようです)

もちろん、その機能面の充実が価格帯にも大きく反映されていると思います。

工業用ミシンのような自動糸切り機能が、家庭用ミシンに搭載されているとお値段もグッとお高くなりますが、とても便利であります(*´ω`*)

でも、私が更にお値段の高さに大きく影響してると思うのが『モーターの力強さ』

ミシンの性能を見る際には、ワット数が大きいものが、モーターが強いものと言うことなので、ぜひそこもチェックしてみて下さい)

私の初代の相棒ミシンは確か2万円台だったかと思います。

最近のネットショッピングなんかでは、1万円台のミシンでも、デニムを何枚も重ねてスイスイ縫えちゃう!って宣伝されてたりしますよね。

初代の相棒ミシンも、もちろんデニムも縫えましたし、特別力不足と感じていたわけでは無かったのですが…当時私は革バック作りにハマっておりまして( ´∀`)

革(本革)というのは本当に様々な種類による厚みや硬さがあり、知識も無く独学で革バック作りを始めた私は、

「ウィンウィン」鳴(泣)きながら何度も止まってしまうミシンを無理矢理動かして

(プーリーを手で回したり)バックを作り続けたため、

遂にモーターが焼けて、ミシンは動かなくなってしまったのでした…(´;ω;`)

そして二代目に迎えた、現在も現役の相棒ミシン。

今度は10万円前後出して購入した『モーター重視のパワフルボーイ☆』です(*゚∀゚*)

当時10万円前後のミシンを買う事には、かなり躊躇していた私でしたが、

あの時買って本当〜に買って良かったです(*´∀`*)

色々な便利機能が付いているのはもちろんですが、革もデニムもスイスイ縫えちゃいます。

モーターが強いっていうのは、こんなに縫うパワーが違うのか!と感動すら覚えました(°▽°)

今はもう、ミシンの負担も考えて革バック作りはしていませんが、19年目の今も(一度、不具合のため入院しましたが)現役で活躍してくれています。

ミシンを購入する際には、表面的な縫いの種類やお値段だけでは無く、

普段どんな素材を縫うのか?これから何を作ってみたいのか?などに応じたモーターの強さにも注目して、お店に相談してみるのがおすすめです( ´∀`)

↓ちなみに当時作った革バック達

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