ハンドメイドの便利な小道具シリーズ③ー1『裁縫(和裁)ヘラの基本的な使い方』

さて、本日ご紹介したい便利な小道具はコチラの裁縫(和裁)ヘラです(°▽°)↓

ちなみに、このヘラは小学校の裁縫セットの中に入っていたもの。

しかも、私の学校では、浴衣を作る機会がなかったので、数年前まで使い方もよく分からなかったというくらい、馴染みのないものでした。捨てなかったのが不思議なくらいです…(*_*)

ちなみに、100円ショップでも写真のものより、しっかりとした厚みの裁縫ヘラが売られておりました。

知ってる方も多いのかもしれませんが、

ヘラの使い方には主に『印付け、折り目つけ、縫い代割り、角出し』などがあります。

今回はその中でも『折り目付け』に焦点を当てて、ご紹介していきたいと思います。

裁縫ヘラ初心者さんの為の折り目付けの使い方説明↓

(例として布端を1㎝と2㎝の三つ折りをする工程です)

①アイロン台など、少し柔らかい台の上に布を置き、折り目を付けたい幅(1cm)に物差しをあて、左手でしっかりと固定します。

②写真のようにヘラを持ち、線を引くように物差しにあてて、小さく行ったり来たりを繰り返しながら、だんだんと左に移動しながら、端まで折り目を付けます。

(左から右へ移動しても良いです)

③今回のように布が少し厚めだったりして、折り目が付きづらい場合は、再度仕上げのアイロンをかけておきます。

④(①)同様、2回目の折り目を付けたい幅(2cm)に物差しをあて、固定しつつ、ヘラで折り目を付けます。

⑤(③)同様、アイロンをすると、しっかりとした三つ折りが完成。

ヘラを使うと、一度折り線が付いているので、アイロンでの折り上げもとてもスムーズにおこなえます(о´∀`о)

※折り目の付きやすい素材によっては、仕上げのアイロン無しでミシンをかける事が可能です。

※主に麻やコットンの布地に有効です。柔らかい布、ウールやニットなど、折り跡の残りにくい布には今回の方法は向きません。

※ヘラは強めに押し付けますが、強すぎると繊細な布地にはキズや破れの原因になる恐れがありますので、心配な場合には端切れで試してみる事をおすすめします。

さらにヘラはこんな風に『縫い代を倒す、割る』などの作業にも重宝します↓

さて突然ですが、皆さん思い出してください。毎年訪れる猛暑の日々を…(´Д` )

窓を開けても熱風…扇風機をつけても熱風…

この上、アイロンまでかけるなんて、考えただけで、もう汗がダラダラと止まらない…( ̄(工) ̄)

そんな真夏の時期にも便利使ってアイロンの時短を叶えてくれるのが、この『裁縫ヘラ』なのです。

今回は、ヘラの基本的な使い方をおさらい、確認して頂いたところで、

次回は『ヘラを使った裾上げのコツ』について書いていきたいと思います(´∀`)

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