ハンドメイドの便利な小道具シリーズ①−3『紙アイロン定規の使い方の応用』

さて前回記事↓に引き続き、

ハンドメイドの便利な小道具シリーズ①ー2『手作りの紙アイロン定規』
さて早速ですが、前回ご紹介した↓『両面ツルツル紙で作ったアイロン定規』の使い方をご紹介したいと思います。 例として、『1cmと3cmの三つ折り』にしたい場合です。 ①アイロン定規に書いた0.9cmの線に合わせて、布端をアイロンで折る。 (ア...

今回は『自作の紙アイロン定規』の便利な使い方をご紹介していきたいと思います。

これを使えば、

パンツやスカートのウエストベルト、シャツやブラウスのカフス、シャツやブラウスの前立て

などが綺麗で均一な幅で折ることが出来ます。

例として、『3cm幅の前立て』を折る場合をご説明します。

(※接着芯が必要なものは貼ってから折ってください)

(※折り方の詳しいやり方は、前回記事をご覧ください)

①まずひと折り目を0.8cm位で折る。(0.9cm線に布をかぶせず、見えるように折ると仕上がりが1㎜位少なくなります)

②ひと折り目を折り終わったら、紙に布を巻き付けるように手前に折り、

紙を下から上方向に押し付けるようにしながら、端まで折る。

③折り終わったら、形を崩さないようにしっかり持って、そのまま(紙も抜かずに)布の上下の方向を変える。

④上方向の縫い代を、キュッと巻き付けるように折る。

紙の端まで折ったら、一旦開いて紙を左へ移動して、巻き直して最後までかける。

この時、少し張りのある布であれば、紙を移動しなくても、先に折られた部分を芯(紙アイロン定規の代わり)にする感じで巻き付けて、そのまま端まで折り上げても良いです。

⑤紙を引き抜き、④で巻き付けた縫い代を開いて、内側に入れて形を整えてから仕上げアイロンをして完成(°▽°)

この折り方をすると、裏前立てが表前立てより1〜2㎜ほど幅が広くなり、

表からステッチをかけた際、ステッチが外れなくなりますね(о´∀`о)

これは、ベルトやカフスを折る際も同様ですので、ぜひ紙アイロン定規を使って、この折り方を試してみてくださいね(´∀`)

なのですが!( ̄(工) ̄)

この折り方は、布地が薄め〜普通地向けです。

ウールのような厚みのある布は、このように巻き付ける作業がしづらい上に、厚みで巻き付ける縫い代が足りなくなることも…(´Д` )

そんなわけで、次回は厚みのある布にも対応できる、『紙アイロン定規•バージョン2』をご紹介していきたいと思います(°▽°)

便利な小道具シリーズ①−4『紙アイロン定規・バージョン2』
前回記事では『手作りの紙アイロン定規の使い方の応用』をご紹介しました↓ 前回までご紹介した紙アイロン定規は、厚手生地には向いていなかったため、今回は厚手生地にも対応した『自作紙アイロン定規•バージョン2』↓のご紹介と、これを使った折り方の説...

コメント