お着物リメイクのジャケットとベストの後日談。

以前ご紹介させていただいた、コチラの↓『お着物リメイクジャケットとベスト』

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…実は後日談がございます( ̄∇ ̄)

ご依頼には、お客様に気に入って頂けるように常に全力で取り組んでいるのですが、

当然のことながら『実際着て、動いてみないと分からないよね( ̄(工) ̄)』ってこともあるわけです。

今回のお客様も着用してお出掛けをしてみて

『ココがもうちょっと変更できるならば…』という部分があったとのこと。

申し訳なさそうにお持ちくださいましたが、

私としても、せっかくですから気に入って沢山着て頂きたいという想いがあるので、

もちろん、できる限りの対応をさせていただきます(°▽°)

まずはコチラの『茶羽織を参考にデザインしたジャケット』

コチラに関するご要望は二つ。

「ゆったりとした着心地が良いので、前合わせを変更できますか?」というものと、

「お食事の際に袖が邪魔になってしまうので、留められるようにできますか?」

というものでした。

茶羽織は(旅館などの浴衣の上に羽織る上着)前中心に付いた紐で結んで着用するものが一般的。

裾が開きすぎないように、前合わせの重なる部分を多くしてみたのですが、

本家茶葉織のように前中心を突き合わせるくらいの開きの方が、お客様にとって着心地が良かったようです。勉強になりました(^-^)

そして、お食事などのシーンでお袖が邪魔にならないようボタンで留めらる仕様に変更

お客様にも気に入っていただけたようで一安心(^^)

次にコチラの『着物リメイクを再リメイクしたベスト』

「気に入っているのだけれど座った時に、布とファスナーの張り(固さ)でお腹の部分が膨らんでしまう…サイドスリットを入れても良いので、何とかなりますか?」

とのこと。

なるほど、それは予想外でした!( ゚д゚)

とはいえ、サイドスリット入れてしまうと立っている時に裾が少し広がってしまう可能性が。

立ち姿でも座った姿でも、美しく見えるようにするにはどうしたら良いのか?

熟考した結果がコチラ↓

上からも下からも開く『ダブルジッパー・ファスナー』に取り替えさせていただきました(°▽°)

このファスナーだと下からも開くことが出来るので、着席時は下から少し開いていただければ、

布地が左右に逃げて『お腹がポッコリ膨らんで見える問題』はしっかり解決!

もちろんファスナーを下まで閉じれば立ち姿もスッキリ美しく着用していただけます。

お客様も『下からも開いたら便利かも』と考えてらしたということで、とても喜んでいただけました。

仕上がりに満足していただけて良かったです(о´∀`о)

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